投稿者―上地―
はるかさんから、『ベジータ』口調レポ指定をいただきました。
上手くできるかわかりませんが、どうぞ生暖かく読んでやって下さいませm(_ _)m
フン、このベジータ様が貴様等のためにわざわざ書いてやるんだ、心して読むんだな。
まず、三時前だったか?オレ様は部室の鍵を開け、リレー漫画第六話を書いていた。
するとしばらくして一号がやってきやがった。
チッ、よりによってコイツか…。
コイツは下級戦士のくせに、このオレ様の戦闘力を上回りやがるという気に食わん男だ。
コイツと話すことなど何もない。
そうして、ただ男たちの静かな時間だけが流れていた…。
その静寂を破ったのは、メニスカスの二人だ。
フン、華やかなのは悪くない。
ん、何だ?
やけに真砂のヤツがテンションが高い。
「休みの間で枯渇した漫研成分を補充しにきたー!!」
などと可愛いことを叫んでいやがる。
はっはっはっ、どうやらやっとこのオレ様のありがたみが分かったようだな。
フン、仕方ない。心ゆくまで遊んでやろう!
しばらくすると、何やらすざきの様子がおかしい。どうやら体調が悪いらしい。
ばっ、バカか貴様は!
動けないすざきなど必要ない!!
帰って早く寝てやがれ!!!
だがすざきは帰らなかった。
それどころか、後から来た一年生のMと『チーフ』とやらの話で盛り上がっていやがる。
…チッ、まぁいい。すざきの体調などオレには関係ない。
話は前後するが、ぶちが来た時、真砂がこんな事を言っていた。
「リレー漫画と髪型が違う。もっとガーって上げて!」
すると何を思ったか、ぶちはすかさず髪を掻き上げやがった。
「ガーッ!」
なんて言いながらだ。
「気持ち悪い。」
そうオレ様が言ってやったら、あの野郎、顔が一瞬で真っ赤になりやがった。
へっ、汚ねえ花火だぜ。
部長が来ると、一号のヤツがのそのそと歩いてきやがった。
そして、珍しくシャツスタイルだった部長のシャツのボタンをクリクリやりながらこう言いやがった。
「なんでボタンがついてるのぉ~?ねぇ、なんでぇ~?」
…おい、貴様それでも誇り高き戦闘民族サイヤ人の戦士か!
そうこうしている内に、『ガンダムイグルー』の上映会が始まった。
今回はオレ様はパスだ。
リレー漫画を仕上げてない以上、そんな楽しみに参加するのはオレ様のプライドが許さん。
だからこの間の記憶はない。
九時になった。
さすがのオレ様も集中力の限界だクソッタレ。
後はクールダウンにと、隣にいる真砂に話しかけてやる事にした。
するとあの野郎、すざきが持ってきていた人体解剖図鑑のようなものを開き、タバコで肺癌になった内蔵写真を見せてきやがった。
このオレ様がタバコを吸っていて、なおかつグロいのが苦手だということを知っている上でだ!
そして、このオレ様に持ってるタバコを出すようにと促してくる。
…さっきの怒りもあるが女には逆らえん。
オレ様はタバコを渡してやった。
すると真砂の野郎、何をするかと思えば窓の方に行き、若干背伸びをしながら網戸をカラカラと開けていやがる。
……待て。
おもむろにタバコを振りかぶる真砂。
まっ、待て!
「真砂!!オレのいうことがきけんのかーっ!!!」
ぶんっ!
Σ(゜д゜;)!
…投げるフリだった。
…汗…。
こ…このオレが、あ…あんな女を相手に、け…気高い汗を…!
ゆ…ゆるさん…ぜったいにゆるさんぞおおお…
それはそうと、ぶち組がバカ騒ぎをしている傍で、一人もくもくと何かを書いている一年生のKがいた。
くっくっくっ、丁度良い。
あいつで憂さ晴らしをしてやる。
何を書いているのかと問い詰めて、見せまいと必死で抵抗するKから紙を奪い取る。
するとそこには少しのイラストと、『漫画のタイトルでしりとり』という、以前からオレ様もやりたかったものが書かれていた。
―…これはチャンスだ。
その紙をKの許可を取った上で部長にも見せ、気のはやるオレ様は、不覚にもあの…忌々しい言葉を吐いてしまうことになった。
―や ら な い か―
……部会は終わった。
その後、二次会においてもしりとりは続いた。
わりとすぐにすざき、真砂、マコトの三人は帰り、続いてぶち組も帰り、一年生どもの相手を少々してやった後、オレ様も帰った。
…フン、結局こんなくだらん集まりに一番最初に来て一番最後に帰るはめになるとはな。
まぁ、それもこれもこのオレ様が超エリートだからこそなせる業か。
チッ、今日も寝不足だぜクソッタレ。
おそまつ。
読まれた方、登場人物の方で不快な思いをされた方がいたら申し訳ありませんm(_ _)m
今日のトンベリさんの一言。しりとり「う」にて。
「うるぼしやつら。」
…ずっと本気で勘違いしてたそうです。

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